「私のお家はここよ」
        本郷でのとあるひとコマ。(本文と写真は一切関係ございません)



今年の桜はいつ咲くのか!?

そろそろそんな話題が気になり始めるときですね。
桜が咲いてんのに琵琶が聴けないなんておかしいじゃありませんかーーーー、
ということでやります!(あれ、私だけ?)

谷中琵琶Style 臨時営業します② ~桜の季節に琵琶を聴こう~


   日時 3月21日(水) 15時~
   場所 Beans Kitchen  台東区谷中3-11-18
               ℡ 03-3823-2406
      http://www.beans-kitchen.com/
料金 2000円(桜茶付き)

会場となるのは豆料理のお店で、昨年オープンしたばかり。
当日はもちろんお食事メニューもございます。(豆カレーがお勧めですよ!)
月に一度でも定期的に演奏できる場所が欲しい、と願っていた私に
店主のSさんは快く協力してくださいました。
実は以前から
「どこで演奏してるんですか?」とか
「琵琶ってどこに行けば聴けるんですか?」
というご質問をよくいただいておりました。
そこでまずは谷根千界隈で協力していただけるお店などをみつけ、
定着させていきたいのです。
そういう場所がいくつかあれば、琵琶を演奏する機会も聴いてもらう機会も増えるはず。
私だけではなく他の琵琶奏者にきてもらうこともできたらなぁ、と思っています。
そのスタートはここから…。
二人で企画する谷中琵琶Styleは半年に一度が限度なので、
このシリーズは臨時営業ということで続けていく予定です。
(ちなみに臨時営業①は昨年秋の一箱古本市での演奏でした)

お花見散歩のついでにお気軽に足をお運び下さい。
谷中霊園やお店の近くにある岡倉天心記念公園の桜は見事ですよ。
よろしくお願いいたします!
(こじんまりとしたお店ですので、念のためお問い合わせいただけるとうれしいです。
 尚、お店は3月4日までお休みです。)
スポンサーサイト


2月はお休み月間…
今日誰かがそんな事を言っていたが、私もそんな感じ?
来る春に向けてやるべき事はたくさんあるのに、思いに行動がついていかず…。

そんな時は何も考えず散歩に限る!!
2月だというのに歩いていると汗ばむ陽気。
梅の花の香りに誘われ、
澄んだ空気に響く鳥の鳴き声を聴き、
気の向くままに歩く。
我が家の近辺はうれしいことにお散歩スポットがたくさんある。
今日は本郷方面から根津へ。

写真は最近のお気に入り、本郷にある古いアパート。

始めてこの建物の脇を通った時はその何とも言えない存在感に息を呑んだ。
坂に沿って建てられているので、三階建てなのにもっと大きく感じる。
まだ現役なんですって、このアパート。
ここだけ時が止まっているかのよう。
どうか、このままで…、このままでいて欲しい。
最近古い建物がなくなる光景を何度も目にする。
たいていその跡地は駐車場かこ綺麗なマンションになる。
その度に切なさと寂しさを感じてしまう。
変わらないものはない。
でも守りたいものがある。
当分の間、この場所に来てアパートの無事を確かめることになるだろう。

帰りに気になっていた猫カフェ(?)とやらを確認しょうと、
根津のあかじ坂へ。
前回通った時はお店が閉まっていて、猫雑貨の店なのか猫OKのカフェなのか分からなかったのだ。
するとお店の前に何やら撮影隊が…。
中を覗くと椅子に座りニッコリと微笑む八代亜紀の姿。
おぉーーー、トラック野郎のアイドルそして画家、これがオーラってやつかしら?

会えないよ、八代亜紀、なかなか会えないよ。

何だか得した気分。
八代亜紀にあやかって、私の芸も上達するかしら?
あれ?すがろうとしてる?単純ですみません。
で、何の撮影だったのだろうか。
そして八代亜紀に圧倒され結局その店の全容はよく分からなかった。
次回の散歩にて確認の予定。
昨日、今日と東京メトロ主催のライブがあった。
“異邦人たちのパリ”と題した展覧会が新しい美術館で催される記念イベントらしい。
http://www.tokyometro.jp/news/2007/2007-02.html
今話題のシャンソン歌手として、クミコさんの登場となった。

“銀座のオアシス”と名の付いたそこは銀座に行くといつも通る地下道にある。
赤を基調にしたステンドグラスの壁が、地下というどちらかと言えば暗い雰囲気の
場所で一際目立っている。
なるほど…そんな名前だったのか。
ここが今回のクミコさんの唄の舞台。
用意された客席は一時間前からすでに満席になり、早めに行ったつもりが結局立ち見。
無料と聞きつけてのことか、メトロの宣伝効果か、皆が皆クミコファンなのか。
いずれにしても心待ちにしている人達がこんなにいる。
銀座という都会の真ん中で、
誰もが忙しそうに歩いている夕方に、
唄に耳を傾けようとすること。
そんな当たり前のように思えることが実は当たり前じゃない。

今回はテーマがパリ、ということでシャンソンを中心に8曲を熱唱。
一曲だけもうじき発売のアルバムに入っている中島みゆき作詞、作曲の「10年」
という唄を始めてお披露目。
その中で久々に聴いた「サンフランシスコの6枚の枯葉」が私は好きだ。
“前略”というせりふから始まるこの唄は遠距離恋愛の唄だ。
うまくいかないかもしれない切なさが伝わってくる。
二人は気付いてるのかもしれないけれど…。
クミコさんの唄にはせりふ入りのものがよくある。
彼女がその表現を選んでるのか、もともとせりふ入りなのか分からないが、

彼女の唄に始めて出会った時は衝撃的だった。


もう10年以上も前のこと。
今はない渋谷のジャンジャンという小さな劇場。
その日たまたま地下に続く薄暗い階段を降りて行き、彼女の唄に出会った。
その人の紡ぎだす唄の世界はまるでお芝居のよう。
ショートストーリーを何本も観ているような感覚。
当時あらゆる芝居を観に行っていた私にとって、
舞台セットも何もない、一台のピアノだけで繰り広げられる世界はある意味信じられないものだった。
ひとりでもこんな表現ができる。
それから何度もクミコさんに会いに行った。
何度も何度も。
その度に自分に渇を入れたくなる。
クミコさんに近付きたくて近付けなくて、それは今も変わらない。

今日も真剣に唄と向き合っているその姿に、
長時間立っている足の痛さなど忘れみつめていた。
ひとつひとつが物語なのだ。
だからクミコさんの唄は集中力が切り替えが半端ではない。
この雑踏の中、埃も舞っている中、
決してベストな環境ではない。
琵琶の弾き語りがBGMになり得ないように、クミコさんの唄もこういう場では難しい。
でもクミコさんはそんな事ものともしない。
今日始めてクミコさんの唄に出会った人はまた間違いなく聴きたくなるだろう。
私がそうだったように…。

2月21日に新しいアルバムが発売。
そして3月21日の東京国際フォーラムを皮切りに
コンサートツアーが始まります。
皆様是非一度クミコさんの唄を聴いてみて下さいね!
身近には2月18日にテレビ東京の“みゅーじん”http://www.tv-tokyo.co.jp/m-jin/
という番組でクミコさんが取り上げられます。
是非ご覧下さい!!


      ほんとに今更ですが、
      でも私にとりましては今年初投稿ですので、
      襟を正しまして…

こんな不精な私にお付き合いいただいている方々、今年もよろしくお願いいたします。

面と向かえないので、今更ですが後ろ姿でご挨拶。
      
赤い縞のお召しはよーく見るとラメが入っています。
そこが気に入って、3年ぐらい前に購入したもの。
帯はいただきもので深い紫が気に入っております。
昔の映画を見るのに何となく着物姿で出掛けたいと、今日はこの組み合わせを選択。
今東京フィルムセンターでは「日本の撮影監督(2)」というシリーズを上映中なのです。
実は先週まで「歌謡・ミュージカル映画名作選」を上映していて、
始めてここを訪れた私は興奮しっぱなしでした。
だって、たった500円で昔の名作が見れちゃうんですよ!!
ロビーに展示されている映画のポスターにも目が釘づけでした。
ちなみに先週は1964年の「君も出世ができる」という作品を鑑賞。
出演は高島忠夫、フランキー堺、雪村いづみetc…
挿入歌は何と谷川俊太郎作詞、黛敏郎作曲!
本格的和製ミュージカルというだけあって演出も凝っていて、
MGMミュージカルを思い起こさせるようでした。
益田喜頓の上品かつ軽妙な演技と
浜美枝の日本人放れした美しさに特に目が奪われました。

そして今日のお目当ては「雲月の“鈴蘭の妻”」という1940年の作品。
もちろん白黒です。
撮影監督が誰か、ということよりも私が心惹かれたのは浪曲師の口演で進行する浪曲映画という
ことでした。
タイトルにもある天中軒雲月(この方は二代目らしい)は当時一世を風靡した女性浪曲師だったとのこと。
おそらく太平洋戦争前後は浪曲界が一番華やかな時で、
この手の映画はたくさん作られていたのだと思います。
うぅん……おもしろい。
ストーリーは単純なんだけど、そこに口演が入ることによって新鮮な感覚になる。
現代語で語られるので映像と共に聴いていると、
普段の浪曲のイメージより思いのほか分かりやすい。
そして昔の風景や生活様式も探ることができるし、
何といっても俳優さん達の芝居がシンプル!!
余計で大げさなものは一切ない。
うまくまとまり過ぎている感じもしたが、そこは上演時間67分。
無駄がない作り方だった。
それにしても、あの時代の女性の着物姿は美しい。
自然に身に纏い、動きもしなやか。
着物の着方や髪型でその女性の暮らしぶりが分かる。

このシリーズ、これからも気になるラインナップが目白押しなのです。
何だか昔の映画が見たい衝動が私の中で起こっている模様。
来月までの間、私は何度足を運ぶのでしょうか?
以前は芝居ばかり観ていた私。
映画の中の名優をあまりにも見ていないっ。
何てもったいない。
しばらくは昔の日本映画熱は冷めそうにありません。

このシリーズは、3月31日までさまざまな作品を取り上げています。
詳しくは[フィルムセンター http://www.momat.go.jp/]で。
プロフィール

manabiwa812

Author:manabiwa812
川嶋信子 (薩摩琵琶/鶴田流)

桐朋学園大学 芸術学部演劇科卒業。
役者として数多くの舞台に出演し、CMなどでも活躍
その後、薩摩琵琶を鶴田流・岩佐鶴丈に師事。

寺社、仏閣、ホテルやイベント会場、学校、平家ゆかりの地など
各所で琵琶の魅力を伝えている。
他にも無声映画に楽師としての参加や琵琶2人のユニット「谷中琵琶Style」や
琵琶と講談の会「bi-dan」を企画するなど精力的に演奏活動を行っている。
また毎月、1日体験教室【まなびわ】を開講し
「楽しく琵琶を学べる」と好評を得ている。

第53回琵琶楽コンクール第二位入賞
邦楽オーデション合格
NHK FM「邦楽のひととき」出演

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR