2月8日の演奏会、「琵琶二面~源平をかたる~」
にゲスト出演していただく加藤武さん。

今日はその加藤さんの会を拝見してまいりました。

日本橋亭の入り口の写真を撮ろうと思っていたのですが、
(もう少し会の様子が分かる写真をね……
)
終演後は緊張してそれどころではなくなりました。


たった今聴いた語りに圧倒されてしまったので…。

楽屋にご挨拶に伺うのも、なかなか歩みが進まずで…。


私の近くにいた方の「まるで映画みたいだったね」という呟き。
たった一人の言葉の力で、物語の情景や人物の心の動きが見える。
まさしく“短編映画”のようでした。

琵琶も語りもの。
私はそこにこだわりたい。

まるで映画のような、
そして更には加藤さんのような“味”のある語り。

琵琶という枠のある表現の中で、
どれだけそこを目指せるか……。


琵琶二面~源平をかたる~ 
 ★2月8日  13:30開演    日暮里サニーホールにて

間もなくです。

加藤さんも、琵琶も、お聴き逃しなく~!!!


チケットはこちらから
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=26900&;

※私にご一報いただいても大丈夫です!!
nobunobu_318@hotmail.com


よろしくお願いいたします。








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 森繁久彌さんが亡くなった。
 先日NHKの番組で、
 昔放映された杉村春子さんとの対談を見たばかりだった。
 もういらっしゃらないのだなぁ、お二人とも。

 最近
 勝手な危機感がある。
 役者“ぜん”としている方々や歌手“ぜん”としている方が
 どんどんいなくなってしまう。
 焦る。
 この目で見ておかなくちゃ、聴いておかなくちゃ。

 時代が変わった、とか言いたくない。
 いいものはいい。
 それが紛れてしまう
 今の慌ただしい世の中が悲しい。

 
 今、忠臣蔵を題材にした曲の稽古中。
 だからと云う訳では全然ないけど、
 たまたま借りてきたこのCD。
 中に三波春夫さんの名曲俵星玄蕃が。

三波春夫は国の宝であったに違いない!

相当今更ですが、声を大にして言いたいのです。
 CDを聴いて鳥肌がたつなんて、前代未聞。
 もし、生で聴けたらどうなってしまうんだろう?
 
 先日ネットで
 村田英雄さんと三波春夫さんの共演シーンをみつけて
 うっとりして聴いてしまった。
 こういう方々が確かにいた時代。
 それだけで頼もしい。

 
 それなのに、今。
 そういう芸を懐かしみに入っている。
 まずい、まずいーっ。
(私も今頃気付いたので同罪なのですが…)
 
 ○XILEもかっこいいのかもしれないさぁ。
 天皇陛下も笑顔で聴いてたし。

 
 だけど何でだろ? 
 淋しいなぁ、とっても。

 

 




 

 
昨日の日記は何が言いたいのか
分からなくなってしまいました。
久々に書くとダメですね、やはり。

上海異人娼館http://www.seigakan.com/を観に行った、
という事を書きたかったのです。
いつの間にやら脱線して辿りつけず、本日に続く…。


友人が衣装を担当していて、
宇野亜喜良さんデザインのチラシにトキメキ、
観に行くのを楽しみにしていました。
久々に足を運んだこまばアゴラ劇場、
狭い劇場は超満員。
すごい熱気でした。

岸田理生アバンギャルドフェスティバル(リオフェス2009)ということで
岸田さんの作品をさまざまな集団が連続で上演。
青蛾館のこの作品は一番ラストの目玉。

今更
寺山修司に惹かれてるのに
映画の“上海異人娼館”はまだ見ていない。
映画は見ていなくても
この作品の舞台化が容易ではないことは窺えた。
舞台には“舞台の力”があるので
まったく別のものと考えた方がいいのはよくあること。

今日の舞台にも
有無を言わせない力がそこにはあって
いろんな思いが交叉して
舞台上で繰り広げられている事柄を超えたものが
劇場空間に浮かんでる。
そんな感じ。


自分でも驚くけど
今まで岸田理生さんの作品に触れたことがない。
如何にこういう世界を避けていたか…。
学校の授業で寺山映画を見た時、
どうしても受け入れられず吐きそうになったのを覚えている。


なのに、今…
なんでだろう?


今回衣装を担当していた友人から天井桟敷のCDを借りた。
1978年に上演された“身毒丸”。
音楽が言葉がうねる。
洋楽器、和太鼓、オペラ歌手、三十弦筝、
そして琵琶
ありとあらゆる音が聴こえてくる。
一見するとあり得ない。
なのに、ひとつの世界を織りなしている。


台本……寺山修司+岸田理生
とある。
70年代、こんな人達がモノを創っていた。

ため息。


蓮が咲く季節になりました。

先月米良美一さんのコンサートに行った時、
“蓮は大好きな花”とおっしゃっていました。
きれいな場所ではなく泥沼に咲く大輪の花。
どんなにつらい事や苦しい事があっても、
それを糧にして美しい花を咲かせる。
蓮の花とご自分の歌い手としての道のりを
照らし合わせているのでしょうか…。

彼が全ての曲を歌い終わった時、
私は迷わず立ち上がっていました。
言葉は何もなく、
ただただ大きな拍手で自分の思いを届けたかった。
その後しばらくは“米良ちゃん力”で日々を乗り切っておりました。


最近、
今だから、わかる
ということがよくあります。
世間では
歳を重ねただけ、というかもしれませんがなんの何の!!
人間力がいい具合に備わり出したのかも?
と勝手に前向き解釈。


もう少し前だったら
米良ちゃんの歌にこんなに感動しただろうか…

でもね
○○年前は
タッチの南ちゃんを“憧れのヒロイン”と思っていたのに
今は“したたかな嫌なおんな”に見える、
なんて事も起こります。


こうなったら
今だからもう一度見たいもの、とか
もう一度聴きたいもの、とかに
挑戦してみるのもいいかもしれません。


今、私の中で触れたい衝動に駆られているものと云えば
寺山修司唐十郎
ほんと、今更なんですが。

続きはまた明日。


以前、この日記で“今更でごめんなさい”な告白をいたしました。
そう、敬愛するジュリーについて。
http://blogs.yahoo.co.jp/ken55ken1010/49475724.html
そんな私ですもの、行ってまいりましたよ

ジュリー祭り ~人間60年~


信じられます?
80曲ですよ、80曲!!!
15時に始まったコンサートが終わったのは21時30分。
その間休憩は1部と2部の間にたったの25分。
ジュリーはな、な、何と

たった一人で6時間歌い続けたわけです。


今年の6月で還暦を迎えたジュリーの挑戦に
一緒に立ち会えたこの喜び……もう言葉がありませんっ。

「きっとゲストが来るんだろうな。その間ジュリーも休めるし。
休憩は夕飯時に1時間ぐらいあるだろうから、外にお茶しに出れるかも。」
いやいや、とんでもないっ!!
そんな事を考えていた浅はかさがイヤになります。

ジュリーは当たり前すぎるほどでした。
ジュリーは当たり前すぎるほどスターでした。
ジュリーはジュリーはプロでした。

この“プロ”という言葉が
こんなに重みのあるものかと感じたのは始めてではないけれど
それにしてもそこに込められた重みはジュリーだからこそ…。

ジュリーだから叶えられた夢。

合間のトークで私たち観客に篤い感謝を述べながら
言っていた言葉が忘れられません。
「皆さんのお陰で夢を見ることが出来ました。
夢を見させてくれてありがとう。
僕は明日からまた現実をしっかりと生きていきます。」

だからなんだ…
ジュリーが役者としても魅力あるのは。
だからなんだ…
私が年を重ねたジュリーに惚れてしまったのは。


「明日からまたがんばります!!」
と笑顔で去っていったジュリー。
それが40年間第一線で活躍し続けてきたスターの本当の姿だった。

ごまかしは利かない。
バンドも小編成、ステージもありきたりな照明があるだけ。
スターにはシンプルすぎる程のステージだった。
自分の身ひとつで勝負するのは簡単なことじゃない。
でもそれがジュリーなんだろうな。


こちらこそ
ありがとう、ジュリー。
私も明日からまたがんばります…。
プロフィール

manabiwa812

Author:manabiwa812
川嶋信子 (薩摩琵琶/鶴田流)

桐朋学園大学 芸術学部演劇科卒業。
役者として数多くの舞台に出演し、CMなどでも活躍
その後、薩摩琵琶を鶴田流・岩佐鶴丈に師事。

寺社、仏閣、ホテルやイベント会場、学校、平家ゆかりの地など
各所で琵琶の魅力を伝えている。
他にも無声映画に楽師としての参加や琵琶2人のユニット「谷中琵琶Style」や
琵琶と講談の会「bi-dan」を企画するなど精力的に演奏活動を行っている。
また毎月、1日体験教室【まなびわ】を開講し
「楽しく琵琶を学べる」と好評を得ている。

第53回琵琶楽コンクール第二位入賞
邦楽オーデション合格
NHK FM「邦楽のひととき」出演

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